昨日から9月。
近所の小学校では、お昼過ぎ、避難訓練をしていたようでした。
私が仕事で御世話になっている小学校でも、引き取り訓練が行われ、勤務日ではない私にも、一斉メールが送信されてきました。
こんにちは、ナナホシです。
今日も当ブログ「トットちゃんとカモメとパン」を訪問してくださり、ありがとうございます。
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9月は、防災の日を意識して、備蓄の見直しをすることにしています。
▶【防災】衣類の備蓄のチェックと補充 - トットちゃんとカモメとパン
コチラの記事にあるように、9月の総点検に加え、3月、6月、10月、12月は防災用品の衣替え、と、できるだけこまめにチェックよう心がけている我が家。
今日は珍しく旦那さんがお休みの土曜日だったので、備蓄の点検だけではなく、家族で「暮らしの防災訓練」を決行しました。
我が家の備蓄【食】
非常用持ち出し袋とは別に、自宅で避難生活を送ることになったときのために、水、食料を備蓄しています。
水は5年保存水。2リットルのペットボトルを24本。
持ち出しやすいサイズの500mlのペットボトルも24本ほど。

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食料は、普段食べているモノを回転させて備蓄しているのが、
・缶詰類
・米(常に5㎏未開封のモノがある状態にしています)
・味噌(こちらも常に一袋未開封で回転)
・レトルトのカレー(温めて食べるタイプと、常温で食べられるもの、子ども用を常備)

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・お湯を注ぐだけのスープ類
加えて、非常用食料として、α米や日持ちするお菓子を備蓄。
非常用に特別にそろえた食品類は、東日本大震災の後に、インターネットでまとめ買いしたものです。
今までに、何度か賞味期限を迎えたため、日常用に食べたものもあります。

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コチラのパンは普通に美味しかったです。子どもたちも好きだと思うので、また買おう。
残っている備蓄品の賞味期限を見ると、2018年中に期限がやってくるものが大半。
少しずつ入れ替えていかなくてはな~と思っているところです。
その他に、ガスが止まったときのために、カセットコンロを一つと、ガスボンベを数本備蓄しています。
実際にやってみるとたくさんの改善点が見えてきた
今日のお昼ご飯は、ライフラインが断絶したことを想定して、電気も、ガスも、水道も使わずトライしました。
実際にやってみると、今まで気づかなかった改善点がいくつも浮かび上がり、本当にやってよかったです。
まずは、備蓄を取り出すところから。
お水、α米は、1階寝室のクローゼットの枕棚に保管しています。
ここでいきなり、問題点を発見。
枕棚。
高すぎて、踏み台なしでは私は届きません。
我が家の場合、旦那さんは職業柄、数日間帰宅することができないかもしれません。
基本的に、私一人で子どもたちの命と暮らしを守ることができるよう、整える必要があります。
枕棚に、重い水を収納しているのも大問題。
即刻改善したいと思います。
取り出したα米の中から、各自が好きなモノを選んで食べることにしました。
「わ~美味しそうだね!!」
とおなかをすかせた全員のテンション急上昇。
選んだのは、私がエビピラフ、旦那さんがドライカレー、子どもたちがチキンライスです。
無事、α米とお水を取り出したところに、またしても問題発生。
「あれ~カセットコンロってどこだっけ??(夫)」苦笑
幸い、すぐに見つけられましたが、いざという時に、収納場所がしっかりと頭に入っていることは重要だよね、と夫婦で確認。
さて、やっと必要なモノを揃えて、食卓に着きました。
子どもたちにも、なるべく分かるように、言葉を選んで説明しましたが、お腹を空かせた子どもたちの耳には届かず・・・苦笑
そうだ、電気も消さなきゃね。
ほんとだ。
これ、昼間だからいいけど、夜だったら蝋燭もいる?ランタン型のライトも欲しいね・・・
実際にやってみると、自分たちの備えの足りない部分が、実感を持って浮き彫りになります。
大切なお水を無駄にしないように、必要な量をきっちり測ってコンロで沸かし、α米にお湯を注いだところで、またしても問題発生。
今まで、食卓に着いたらすぐご飯、というのが習慣づいている子どもたち。
まして、腹ペコの2歳と4歳は、3分と待てません。汗
α米は、熱湯で15分、水だと60分も待つ必要があります。
そうか、空腹になってから準備をするのでは遅いのだな。
やってみなくては分からなかった、大切なポイントを知ることができました。
4歳の長女は、説明すれば、何とか我慢することができます。
でも、お腹を空かせて、不機嫌マックスの次女は泣き叫ぶしまつ・・・
空腹を紛らわすために、皆で氷砂糖を舐めながら、私がアンデルセンのお話を読み、α米が出来上がるまでの15分を、何とか過ごしました。
α米のお味はいかに・・・食の備蓄で大切な事に気づかされました
さて、15分後。
待ちに待ったお昼ご飯のスタートです♪
と、ここで歓声を上げたのは子どもたちのみ。
大人は、出来上がったチキンライスを一口食べ、絶句。
とても、日常食として食べられるお味ではありません・・・
舌がピリピリと刺激されるような、過激な駄菓子を食べているような味。
選んだ中で、まだ食べられるな、と思ったのはエビピラフ。
でも、お世辞にも美味しいとは言えないし、こんなものを何日も食べ続けたら、身体がおかしくなってしまいそうです。
普段なるべく添加物や加工食品を取らないよう意識している私は、途中で頭が痛くなってしまいました。。。
そして、何よりも恐ろしかったのは、子どもたちが夢中で食べてしまった事・・・。
こんなものの味を「美味しい」と学習してしまったら、この子たちの将来の健康が脅かされてしまう・・・
防災の備蓄は、いざという、一番苦しい時を何とか生き延びるためのモノ。
だから、贅沢は言えないのかもしれません。
でも、一生避難生活を続けるわけではありません。
避難生活の先に、子どもたちには何十年という未来が待っている。
いやいや、これは、備蓄からは外しましょう。
我々夫婦の意見一致です。
備えることは大切です。
だけれども、いざという時だからこそ、命を守り、繋ぐかなめの「食」は、いつもとなるべく変わらない、安全で、食べてホッとできるものを用意できるよう、準備したいと強く思いました。
おわりに
首都圏で大地震が発生し、どうにも救助が来ない状況になったとき、我々夫婦の中で、数日分の食料と子どもたちを背負って、名古屋(私の実家)に歩いて避難することも想定して、食料の備蓄をしてきました。
軽い事。
日持ちする事。
野外でも食事ができること。
考えた末、備蓄していたα米ですが、実際に食べてみて、考えが甘かったことを痛感しました。
心の元気を保てないと、身体の元気も保てません。
心の元気を保つために、やはり、3食のご飯が「楽しみ」であることは重要なポイントなのではないかな。
いざとなったら、米と、水と、鍋と、塩を背負って逃げよう。
そう、難く決意をしたナナホシ夫妻でした。
実際にやってみると、頭の中で考えていたことがどれだけ空論だったかということに気づくことができると思います。
今回の我が家の場合は「食」。
これを機に、実際に持ち出し袋を背負って、子どもたちの手を引いて、最寄りの避難所まで歩いてみようと思いました。
それぞれの家庭で、備えるべき項目は異なると思います。
でも、備えたうえで、「実際にやってみる」ことが何よりも重要なのだと感じました。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪
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