本を読んだら、なるべく、ホットなうちにアウトプットしておく。
私が最近心がけていることです。
過去記事でご紹介した「積極的に本を読む」。
方法は以下の通り。
①手元に置くのは1冊
②最初から最後までじっくり読む
③「へ~」「ほ~」と思ったところにはどんどん付箋を貼る
④読み終わったら、必ずアウトプット
⑤読み終えてから次の本を購入する
基本的に、同様の方法で本を読み進めているのですが、ある本をきっかけに、②、③、④の部分を少しだけアレンジして読むようになりました。
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『僕らが毎日やっている最強の読み方』
ある本、とはこちら。

僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意
- 作者: 池上彰,佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/12/16
- メディア: 単行本
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最近、「最強の〇〇」っていうネーミングの本、多いですよね。苦笑
流行っているのかしら?と思いつつ、「最強」なんていわれると、「ふん、何が最強だ」とあまのじゃくがムクムクしてしまうナナホシです。笑
表紙や、タイトルのつけ方は全く好みではありませんが、とても刺激的でよい本でした。
子どもニュースのお父さんでお馴染み、今やゴールデンタイムのテレビに引っ張りだこの、池上彰氏はみなさんご存知ですよね。
もうお一方、佐藤優氏との対談形式で、読むべき本、新聞、ニュース、雑誌など、あらゆる「読む」媒体について、具体的な名称を出して紹介されている本でした。
二人の読み方が、もう尋常じゃなくて、自分なんかのレベルで「時間がない」なんて言葉を使ってはいけないな、と恥ずかしくなりました。苦笑
二人とも、何かインプットをしたら、アウトプットをすることの大切さを強調しています。
池上氏は紙と鉛筆を使ったアナログ派。
佐藤氏は、あらゆる電子機器を駆使した、デジタル派。
お二人の方法を、自分の好みに合わせて、うまく取り入れることができたら、ものすごく読書スピードが遅い私も、もう少し効率よくインプットができるのではないか、と読んでいてワクワクしました。
池上彰流、読書ノートの取り方
全てを消化して、自分なりに取り入れるところまでは、ほど遠いのですが、一つだけ、本の中に書かれていた方法をマネてみることにしました。
池上彰氏の、読書ノート(というかメモ)の取り方。
読んでいる本に、A4の裏紙を数枚はさみ、気になったところはその場でメモ。
こんな感じ。
私の場合は、最初にご紹介した過去記事にもあるように、読書ノートをA5サイズの手帳で管理したいため、A5の紙を数枚、半分に折って本に挟みます。
読んでいる途中で書く作業が入るので、一見効率が悪いように思うのですが、フセンよりも気に入っています。
理由は、ただフセンを貼るよりも、深く考えながら読む癖がつくから。
フセンもいいのですが、読み終えた後、改めて振り返ると、なぜ自分がここにフセンを貼ったのか「???」となることが意外と多かった。
それに、1冊読み終えてしまうと、次の本に行きたくなってしまって、読書ノートが煩わしく感じてしまうこともしばしばありました。
池上流の方法なら、読みながら読書ノートも完成していくので、読了後に改めてアウトプットの時間を取る必要もなく、リアルタイムで自分の言葉で書き留めていくため、振り返ったときに「???」となることはほぼありません。
こうやって書きだしたものを、手帳用のパンチで穴をあけ、閉じていきます。
付箋のごみも出ないし、しおり代わりにもなり、シンプルだけど、なかなかいい方法です。
読書を自分の糧にしたい。
どちらかというとアナログ派。
そんなあなたには、この方法、試す価値ありだと思います。
少なくとも、私にはとてもいい方法で、読書がどんどん楽しくなってきています♪
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪