先日、自分の写真を整理した記事を書きました。
自分が生まれてから出産するまでの30年間の写真はこれで一応整理できました。
これと同時進行で、今度は子どもたちが生まれてからの写真整理を、ブログタイトルにもあるEmiさんの著書をお手本に進めています。

シンプルだから忙しくてもずっと続く! 子どもの写真整理術 (正しく暮らすシリーズ)
- 作者: Emi
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2014/09/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Emiさんは大好きな整理収納アドバイザーで、ほかの著書も愛読しながら、特に子ども関係の整理収納のお手本にしています。
こちらの写真整理の本は、図書館で予約して借りたのですが、「これはいい本だ!是非手元に欲しい!」とアマゾンで購入したくらい、私にどんぴしゃりな内容でした。
子どもの写真、うまく整理できている人なんているの?!
子どもの写真整理が進まない4つの理由とは?
本の冒頭に、子どもの写真整理がなかなか進まない4つの理由が指摘されていました。
〇撮影も印刷も方法が多すぎ!
〇ママはみんな忙しい!
〇「やるなら完璧に」で時間が経ってしまう
〇最初ははりきって作っていたけれど、長続きしない
・・・はい、面白いほど全ての項目にチェックが入った私。
特に、私がはまってしまっていた子どもの写真整理の呪い(!?)は3つめと4つめのチェックポイントです。
ブログでも何度か自白している通り、私は自他ともに認める完璧主義。
そして、熱しやすく冷めやすいという困った性格特性も併せ持つ私。
長女が生まれてから、次女の誕生までは、3~4か月に1度のペースで、スマホアプリを用いた素敵なフォトブックを作っておりました。
TOLOTというフォトブックアプリを愛用していました。
TOLOTOは本当に良いアプリだと思います。
スマホで撮った写真を順番に選んで、好きなページにコメントを入れていくことができます。
表紙の種類もとても多くて、出来上がるフォトブックのサイズが文庫サイズというのもいい。
そして、送料込みで500円という、良心的なお値段もとても使いやすい。
一旦住所を登録しておけば、同時に何件も同じフォトブックを送ることができるため、遠く離れたじじばば達もとても楽しみにしていてくれました。
しーかーしー。
この「楽しみにされている」感が次第に重圧に。。
もちろん、作成途中を保存することも可能ですが、写真を選ぶところから、どこに文字ページを入れるか考え、文章を考え・・・と作業が一続きになっていて、しかもその間ずーっとスマホをいじっていないといけません。
長女がまだそんなに動かなかった時期にはとても使いやすいアプリでしたが、頻繁に中断することが必要になったり、そもそもスマホなんて見ていられなくなっていくうちに、写真ばかりがどんどんたまっていき・・・
もともとiPhoneユーザーだったのですが、スマホの不具合で機種をアンドロイドに変えたあたりからすっかりフォトブックづくりは下火に。
決定打は、(今はどうか知りませんが)スマホ内に保存されている写真へのアクセスはできるのに、クラウドにアプリから直接アクセスできず、すなわち、古いiPhoneで撮った写真を新しいアンドロイドにクラウド経由でダウンロードしなおさないといけないとフォトブックが作れないという究極に面倒くさい事態になってしまったこと。
ちなみにPCでも出来そうだったのでアプリをダウンロードしようと何度か試みたのですが、うまくダウンロードできず断念。
ただでさえ、「よし作るぞ!」と気合が必要なのに、作業がスムースにいかないと一気にやる気はなえてしまいます。
楽しくて始めた子どもの写真整理が、いつのまにかただの苦行になってしまっていることに正直自己嫌悪にもなりました。
兄弟別にそれぞれ残すのはハードル高すぎ! ということに気づきました。
次女が生まれて半年くらいたったときに作ったTOLOTを最後に、我が家のTOLOTによるフォトブックづくりは幕を下ろしました。
理由は、きょうだいそれぞれにフォトブックを作るのって、とにかく面倒くさいし、想像以上に難しい!ということを痛感したから。
次女誕生の感動を、次女用のフォトブックにはしっかり残したい。
次女誕生に伴い、ママのいない夜をけなげに待ち、毎日お見舞いに来ては妹にキスをする、長女の幼い姿を、長女のフォトブックには残したい。
こう考えたとき、長女、次女のフォトブックに載せたいと思う写真が驚くほどかぶるということが発生しました。
そもそも、それぞれのフォトブックを作ろうと思ったのは、「長女のモノはたくさん作ってあるから」という惰性的な理由とともに、「大人になったときにそれぞれが持っていけるように」という気持ちも大きくありました。
だから、いい写真はどちらにも載せたい。
でも、作っているうちに段々訳が分からなくなるし、
混乱して同じフォトブックに同じ写真が2回登場することもしばしば・・・
作っているうちに「これ、なんか二度手間感が半端ない・・・」となってしまいました。
「家族で一年に一冊だけ!」継続の秘訣はシンプルさにあり!
Emiさんの本の中にも、兄弟別でアルバムを作ることの難しさについて書かれていました。
皆同じような事でうまくいかない感を感じているのですね~
本にはこの悩みに対していくつかアドバイスが書いてあるのですが、いちばんストンと納得したのは“きょうだいに「私にも一冊!」と言われたら複製すればいい”という内容のアドバイス。
それが可能な状態で写真やアルバムの整理をすれば問題なし!という単純な事を教えてもらい、肩の重荷がスッと軽くなった気分です。笑(なんて単純!)
私が取り組んだ「とっておきアルバム」の作り方
詳しくは紹介した本を手に取っていただきたいのですが、私がどんな風に子どもたちのアルバムづくりを始めたか、ご紹介します。
①アルバムを決める
②「育児カード」を2年分(2015・2016年度分)
③Googleフォト内で月ごとのアルバム作成
④③を外付けのHDDに保存
⑤印刷
⑥育児カードを記入
本で奨励されている順番とは異なります。
本を読んだうえで、私がモチベーションを保ちながらとにかくアルバムづくりに着手できるよう、まずは形から。「OUR HOME」オリジナルのアルバムを取りあえず3冊購入しました。
少々お高いですが、まあ、考案者が作ったものだし、間違いないだろうという完全に他力本願な動機です。笑
巻頭と巻末には大きなポケットになっていて、大判の写真やCD-Rなどを収納できるようになっています。
見開きに12ポケット。
見開きで1か月分というルールのもと、その月の「育児カード(月のコメントカード)」と11枚の写真を収めていきます。
黒地だと、写真がはえるな~という素直な感想。
思い切って揃えてよかったです。
②の「育児カード」はエクセルで作ることができます。本の中に作り方が丁寧に紹介されていたので、その通りに自作しました。
細かい事ですが、アルバムは1月はじまりではなく、4月はじまりの方が後々やりやすいと思います。 理由は、幼稚園や学校は4月区切りの年度で切り替わるから。
どんどん幼稚園の行事写真などが増え、「やっぱり年度が分かりやすいわ~」と実感しています。
①、②までできたら、あとは時間のある時に③~⑤を繰り返しながら、少しずつ写真整理をして行きます。
ポイントは
・ためないこと
・「今」のものから着手する事!
ためないことは自明ですが、特に大切と感じたのは、二つ目のポイント。
記憶の新しいうちにどんどん印刷して、とにかく数ページでもアルバムの形にしていくことで、モチベーションを上げることができます。
勢いがついたら、少しずつ過去のモノも着手していけばいいのです。
私は現在スマホの写真をGoogleフォトで自動バックアップしているのでデータ管理は③の方法を使っています。アルバム機能があるので、印刷したい写真を11枚ピックアップするときにGoogleフォトで一旦ピックアップしています。
③、④についてはやりながら改良していけばいいかな~と思っています。
この「とっておきアルバム」のいいところ、思いのほかたくさんありました。箇条書きにしてみます。
・データさえ残しておけばいつでも印刷できるという安心感
・アプリが使えなくなるというリスクがない
・「選ぶ」「印刷する」「差し込む」「育児カードを書く」など作業が細分化しやすく、すきま時間を利用しやすい
・1か月11枚という目安があるため、選びやすい
・たくさんいい写真がある月はページを増やせばいいという自由度がいい
・後からもらった写真や、幼稚園の注文写真も一緒にアルバムにできる
・いつでも複製できるから、子どもたちに気兼ねなく触らせられる
まだまだありそうな気もしますが、とにかく、この方法、負担感なく続けていけそうないい手ごたえを感じています。
子どもたちも「写真の本見たい~」と頻繁に手に取っては眺めています。
たくさん見て、いつも家族の中心にあって楽しい気持ちや温かい気持ちを運んでくれる、そんな存在にこの「とっておきアルバム」がなるといいな~と思います。
今日は家族の顔ばれ写真が満載のブログでしたね。苦笑
失礼いたしました~
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!