お慕いしているブロガーさん、オズさんのcozy nestの中で、初めて「手間貯金」という言葉を見た時に、なんて素敵な言葉なんだ!と感動し、以来、私も密かに使っています。
私も次女の産後、体が落ち着いてからしばらくは、週末に1週間分の作り置きを頑張っていた時期がありました。
長女のイヤイヤ期に赤ちゃん返りが重なり、もう凄まじい状況でしたので、主人が休みの日に平日の分のおかずを作っておかないと、毎日「ご飯と納豆」という食卓になりかねない状況だったので。。
楽しんでやっていた、というよりは必要に迫られて。
料理は好きですが、To Doへの抵抗が物凄く強い性格?なので(ようは、やらなきゃいけない状況だとやりたくなくなる、というだけのことですが)、長女の情緒が安定するとともに、作り置き自体をそんなにやらなくなっていきました。
今は、夕飯の支度の時に種類も量も多めにおかずを作って、常に冷蔵庫に少しだけ数種類のストックがある状態をキープしています。
色々な方のブログや本に影響されて、今やりたいなあ~と思っているのは、野菜を切るだけ、ゆでるだけ、の下ごしらえまで済ませて冷蔵庫にストックする手間貯金。
マキさんのお味噌汁セット、やってみたいことの一つです。
完璧な作り置きは性格的にできないけれど、やっていてとても助かっている手間貯金があります。
それは、手作り調味料を常備することです。
今、冷蔵庫に常備している手づくり調味料は3種。
左から「和風万能ダレ」、「甘酢」、「ニンニクオイル」。
手づくりと呼べないほど簡単なモノばかりですが、あるとないのとでは、ご飯の支度の手際に大きな差が出ます。
最も万能なのは、その名の通り「万能和風ダレ」。
無印のレシピ本に乗っていたものを作っています。

作り置きでもおいしい! Cafe?&Meal MUJI 野菜レシピ
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作り方はとっても簡単。
醤油、みりん、酒を1:1:1で鍋に入れ、そこへ昆布をひとかけらつけておきます。
火にかけて沸騰直前に昆布を取り出し、鰹節をひとつかみ入れる。
再沸騰したら火を止め、粗熱が取れたら濾して出来上がり。
この調味料を我が家では、煮物や炒め物の味付けだけでなく、納豆のたれや、水で薄めてめんつゆとしても使っています。
しょうがを足せば生姜焼きのタレ、みそを酒で伸ばしたものに少し加えればみそだれに変身。
昆布とカツオのいいダシが効いているので、少量使うだけで料理の味がグッと深くなります。
納豆のたれや市販の麺つゆは添加物が気になるので、自分で用意したものがあると安心です。
濾した後の鰹節はそのままご飯に混ぜこめば少し甘辛のおかかおにぎりができあがり。
子どもたちに好評です。
2つ目の「甘酢」はエコナセイカツのマキさんの影響で作ってみたのが始まりです。(やっぱりミーハーな私。笑)
レシピはマキさんに倣って、酢:てんさい糖=3:1の割合で容器に入れ、フリフリしました。
最近は、さっと茹でた千切りの人参を、甘酢+塩+黒コショウ+オリーブオイルのマリネ液に漬けた洋風甘酢漬けが好きで、よく作っています。
3つ目の「ニンニクオイル」はレシピも何も、ニンニクをひたすらみじん切りにして、菜種油を注いだだけ。
簡単だけど、これがあるとパスタも炒め物もサササッと本格的な味に仕上げることができます。
どれもとても小さな「手間」ですが、料理の度にいちいちやるのは結構面倒。
時間のある時にいっきに「貯金」してしまえば、料理が億劫な日も乗り切ることができます。
今のところ、この3つが私にはちょうどいい。
自分の必要十分なポイントが見つけられると、小さなことでもとても気持ちがいいなあ、と感じています。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。